どうも、しらすです!
今回は10ヶ月もの間、育児休業を取った僕が、『育児休業を取って良かったなぁ』って部分をあげていこうと思います。
社会人になって、10ヶ月間も休めることって、そうそうないと思うんですよ!
そういう意味では理解のある会社にいい思いをさせてもらったなぁって思っています。
これからの生き方についても考えることができる大切な休養となりました。
育児休業を取ろうか悩んでる人や、これから育児休業を取ろうとしてる人に『こんなに素晴らしいことがあるよッッ!』てことを伝えようと思います。
目次
- 育児にガッツリ関われる
- 家事が普通にこなせるようになる
- 夫婦のコミュニケーションが盛んになる
- ストレスから解き放たれる
- 1日の時間の長さに気付く
- これからの人生の価値観を考えることができる
- 普通にお金をもらいながら休める
- まとめ
育児にガッツリ関われる
まず何よりもこれ。
普通に仕事をしながら育児に関わるよりも間違いなく子どもと接する時間は多くとれます。
子どもが成長する姿は本当にかわいいよ。鬼かわいい。
ウチは哺乳瓶での育児なので、普通に母乳もあげています。
『お腹がすいたーーー!!』
と全力で泣く我が子。かわいいよ。
哺乳瓶を口元にもっていった時の必死さといったらなんともいえない。
で、一生懸命飲むでしょ。その必死さがまたかわいい。
飲み終わったらゲップをさせる。
ひふみんみたいなポテっとした顔で満足した表情を見せながら、背中をさすられてる子どもがまたかわいい。
首すわり、寝返り、おすわり、おもちゃで必死に遊ぶ姿もぜーーーんぶ漏れなく見れます。
はい、かわいい!
何より人見知りされてないのがいい!
ウチの双子たちは知らない人がいると固まって微動だにしません。
これって多分、仕事してたら僕に対しても固まってると思うんですよね。
仕事があるとどうしても子どもと触れ合う機会が減ってしまう。
結果として、人見知りされてしまう。
人見知りだったらまだいいけど、これから子供が大きくなると『パパイヤー!』とか言われるようになります。多分。
そんなこと言われたら、僕は泣きます。
家事が普通にこなせるようになる
仕事してる時からそれなりに家事はこなしていましたが、育児休業を取るまでは家事の細かいところまではわかっていませんでした。
掃除と洗濯ぐらいなら働きながらでも多分できる。
掃除機かけるだけ、洗濯機回すだけ、そして干すだけ。
でも料理のこととか、買い物のことまではさすがに分からなかった。
『納豆のメーカーはこれ』とか『牛乳のメーカーはこれ』とか。
完全に嫁さんの好みですが、そこまで分かるようになります。
あと手際のよさが格段にあがります。
仕事しながらだと休みの日しかできないし、嫁さんも気をつかってくれて。
『あー!あたしやっとくから、休んどいて!』
とか言ってくれる。子どもが生まれるまではね。
でも育休で休んでるとそういうわけにはいきません。
自然と家事をする機会も増えていくので、家事の段取り力が格段にあがります。
そりゃもうペースが上がる上がる!
1時間かけてた料理が20分でできるようになり、洗い物のことまで考えられるようになる!
掃除もムラがなくなり、同じ1時間でもピカピカ具合が全然違う!
洗濯物なんて早くキレイにたたむことができちゃうもんね!
仕事しながらだったらここまで家事のレベルは上がらなかったと思います。
そしてこのスキル。育休が終わっても衰えることはありません。
一生ものですよね。
これでもし!もしだから考えたくもないけど!
嫁さんが急に入院することがあってもなんとかなる!(多分ムリ)
これも育児休業を取ってないとできないことだと思いますね。
夫婦のコミュニケーションが盛んになる
ウチの夫婦はもともとよく話す方なんですが、育児休業を取ってより多く話すようになりました。
家事・育児のことに限らず、1日中しゃべってます。
『育児ノイローゼ』なんて言葉がありますが、ウチはそれとは無縁です。
毎日一緒に楽しく育児してるからね。
初めての育児でウチの場合は双子。
わからないことが倍になってふってきます。
そんな時にも二人で『ああでもない、こうでもない』と話し合って、対策をしていきます。
『飲む量がなかなか増えない』
『吐き癖がなかなか治らない』
『つっぱり癖が抜けない』
『体重がなかなか増えない』
『発達が遅いような気がする』
全部子どものことで不安に思ったことですが、二人で話して対策したことで不安は半分になりました。
改善された時の喜びは2倍!
あと、不安に対する行動も早くなりますね。
夫婦のコミュニケーションは育児において、想像以上の効果があります。
ストレスから解き放たれる
仕事が好きな人はこれにはあてはまりませんが、仕事があまり好きじゃない僕からすればメチャメチャ大きなメリットです。
育児でも多少はストレスがかかりますが、二人で育児をする場合にはこれには当てはまらないかと。
上司・部下・社会のしがらみから解放された瞬間といったらもうね。
ウェーーーーーーーイ!!!!
ってなりましたね。僕の場合はね。
うちの会社の場合、休みに入った瞬間に仕事から解き放たれる。
休みの日でも会社から電話がなることも全くないし、仕事のことなんか頭の片隅にもなく、育児に専念しています。
はぁーー!育児休業最高!!!
1日の時間の長さに気付く
働き始めてから感じたことはありませんでしたが。
1日なっがっっ!!!
僕の場合は自分がいかに仕事で消耗していたのかがよく分かりました。
育児休業に入るまでは朝は4時半に起きて仕事に行き、夜は10時をまわって帰り、寝る準備をして寝る。
うん、完全に人間やめてたよね。
『お金を稼ぐために働くことは仕方ない』って思ってたけど、さすがに度がこえてる。
(サービス残業という名の)不正労働、人がいないからといって休みの日にまで仕事に行く。
仕事の目的が『仕事をするため』になっていた気がします。
この長い24時間をどういう風に使うかは自分次第。
『1日の長さ』に気付いたことは育児休業を取ったからこそ気付いた副産物だと思います。
これからの人生の価値観を考えることができる
育児休業が終わりに近づくうえで『元の生活に戻る』ということは考えておかなくてはいけません。
生きていくうえで、嫁さんと子どもを養っていくうえで、お金は必ず必要になってきます。
『仕事と育児の両立』を目指すためには、仕事の目的を『稼ぐため』にしないといけない気がする。
そのためには自分の価値観をもう一度見つめなおさないといけないのかなと思っています。
その考える時間は育児休業中ならどこかしらで、捻出することができます。
その捻出した時間で、インターネットで調べるもよし、本を読むのもよし、転職を考えるなら転職サイトに登録するもよし、ハローワークにいくもよし。
もし仕事の働き方に不満を持っている場合は、それを見つめなおすいいきっかけになります。
僕の場合はここが結構大きかった。
育児休業に入る前は多忙で働き方を考えることすらできませんでしたが、お休みをいただいている今なら時間はいっぱいあります。
また家族との時間を過ごすことで『自分にとって何が大事か』を考えることができます。
仕事に疲れている人は『自分を見つめなおす』といった意味でも育児休業はおすすめです。
普通にお金をもらいながら休める
僕の場合は育児休業の仕組みがしっかりできた企業なので、そんなに手間もかからずに手続きができます。
2カ月に1回、育児休業給付金を申請する紙が送ってくるので、それを会社に送りかえすだけ。
これだけで2カ月に1回、2か月分の給付金を受け取ることができます。
最初の給付金の受け取りだけは休みに入った3カ月後になるので『全く貯金がない状態』で育休をとるとヤバいですが、それなりに貯金があれば大丈夫かと思います。
あと個人的に驚いたのが、税金関係が住民税以外は免除されるということ。
給付金の金額は休みに入る前の直近6カ月の給料の平均から算出されます。
最初の6カ月はその平均給料の『67%』、6カ月以降は『50%』の受け取りになるので、パッと見た感じはガッツリ減ったように見えるんですよね。
単純に『33%』カット、『50%』カットだから。
でも税金関係の免除額がそこそこ大きいので、貯金ができるほどはもらえませんが、生活する金額ぐらいはもらえているという印象。
休みながらこれだけの金額がもらえるってすごくないですか?