どうも、しらすです!
先日、1歳3ヶ月を迎えた双子の娘たち。
体もますます大きくなり、表情も豊かになってきました。
次女は離乳食を食べる量も増えて、徐々にミルクから離乳食の方に移行しつつあります。
長女はというと、相変わらず離乳食は全拒否。
おかゆ、おだし、おかし、なんならアイスクリームも試しにあげてみましたが、全部食べません。
長女との離乳食の戦いは、かれこれ5ヶ月目になります。
あの手この手を尽くしても、なかなか離乳食を食べない長女。
実は離乳食を食べない大きな理由が1つだけあります。
それはNICUから退院した生後5ヶ月頃。
風邪予防として飲んでいた『クラリス』という薬が原因なんです。
『クラリス』って何の薬?
マクロライド系の抗生物質で、細菌などの蛋白合成を阻害して増殖を抑えることにより抗菌作用を示します。
通常、呼吸器感染症、耳鼻科領域感染症、皮膚科領域感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられます。引用元:くすりのしおり | 検索結果詳細
長女は『赤ちゃんが生まれてから11ヶ月。娘の在宅酸素がとれました!嬉しい! - おしらすでござる』の記事にも書いているのですが、生後1週間で肺から出血しており、呼吸する力が弱く、生後11カ月までは在宅酸素で呼吸の補助をしていました。
風邪をひいたりすると、ただでさえ呼吸が満足にできないのに、さらにしんどい状態になってしまいます。
なので、生後5カ月の退院を機に、風邪予防として『クラリス』という薬を服用、ミルクと一緒に飲ませていました。
『クラリス』はメチャクチャ苦い
この『クラリス』という薬。
メチャクチャ苦いらしい
大人が飲んでも『苦い!』と感じるぐらい苦いらしいので、まだ母乳とミルクしか飲んだことない赤ちゃんにとっては『想像を絶する苦さ』なのでしょう。
その苦さゆえに、この薬を飲まない赤ちゃんはいっぱいいるとのこと。
ただ幼い赤ちゃんに関しては『哺乳反射』という生まれつきの機能で母乳とかミルクを飲んでいるので、たとえ苦かったとしても気付く事なく薬入りのミルクを飲みます。
成長とともに『クラリス』の苦さに気付く
赤ちゃんって成長と共に自我が目覚めていきますよね。
ウチの子ども達も小さく生まれているとはいえ、例外なく自我が目覚めていきました。
そして自我が目覚めるとともに、反射で飲んでいた『クラリス入りミルク』を拒絶するようになります。
退院してから1カ月経った生後6カ月ぐらいでしょうか。
眉間にシワを寄せてミルクを拒絶するようになりました。
うえ~、何この不味いの・・・こんなミルクいらない!
不機嫌さ全開で苦いミルクを拒絶する長女。
この日を境目にして、長女のミルクの飲む量は半分まで減りました。
当時は生後6カ月で体重は5kgぐらい。
成長曲線にはまだまだ届かず、いっぱいミルクを飲んで大きくなってもらわないと困る時期でした。
風邪予防を取るか、食欲を取るか、判断に困った僕と妻は定期健診の時に先生に相談することにしました。
僕と妻:クラリスを入れるとミルクを飲まなくなってしまうんです・・・。
先生:(小声で)チッ!もうバレたか。
僕と妻:(え、先生の性格が一瞬変わった!?)
先生:今は長女ちゃんが大きくなる方が優先なので、『クラリス』は一旦お休みしましょうか。
先生:もし薬を飲まなかったら、無理して飲ませなくてもいいので、ミルク優先で飲ませてあげてください。
ということで、『クラリス』の服用は一旦やめて、ミルクだけを飲ませることにしました。
ミルクを毒味するようになった長女
ということで一旦『クラリス』の服用をやめることになった長女ですが、よっぽど薬の苦さが嫌だったのでしょうか、毒味をするようになりました。
普通、お腹が空いて泣いている赤ちゃんって哺乳瓶が口元にきたら、大きな口を開けて乳首を口に入れますよね?
長女は違います。
まずは『毒味』をするんです。
おちょぼ口で乳首の先っちょをひと舐め。
その後、ソムリエのようにミルクを舌で転がして、苦みがないかを確認。
『クラリス』が入ってないことを確認してから、大きな口を開けて乳首をほおばります。
薬を入れなくなってからしばらくして、長女は安心したのかミルクの量は元に戻りましたが、薬の苦さは、長女の飲む(食べる)ことに対して、恐怖心を植え付けてしまいました。
まとめ:食べることへの恐怖心が離乳食がすすまない理由なんだと思う
長女は初めて口に入れるもの全てを拒絶しています。
それはおかゆとかダシに限らず、おかしなどの甘いものでも全然ダメ。
そして食べ物に限らず、スプーンだけを口に入れてもメチャクチャ嫌がります。
自我が目覚め始めたころに飲んだ『苦いミルク』がよっぽど印象に残っているのでしょうか。
また嫌なものを食べさせられる
そんな思考が彼女の頭を占領しているのかもしれません。
1か月後には入院していた病院で1歳4カ月検診があります。
そこでの診断結果によっては、小児専門の医療機関で『摂食障害』の治療を受けることになると思います。
Xデーは1か月後。
きっかけは何であれ、状況が好転すればいいのにな・・・と思うしらすなのでした。
以上!