おしらすでござる

800gと550gで生まれた双子の成長記録(+雑記)

【育児×ルンバ】お掃除ロボットは案外使えることがわかった

f:id:sirasupapadon:20180918205150p:plain

おしらすの読者になる('∀')


どうも、しらすです!


我が家にはお掃除ロボットの『ルンバさん』がおられます。


僕がルンバさんと出会ったのは、子ども達が退院してくる1カ月前。

我が家には双子の娘がいて、小さく生まれた影響で生後5カ月までNICUに入院していました。

子ども達の退院が見えてきた頃に、『双子が帰ってくるなら育児だけでも大変だろうし、少しでも家事の負担を減らしたいな~』って考えたのが、ルンバ購入のきっかけです。


そしてこの『ルンバさん』。

今では我が家にとって、なくてはならない存在になりました!


ウチは持ち家で、2階建ての2LDKに住んでいます。

主な生活スペースは1階リビングで、掃除の内訳としては、主に育児をする1階を僕か嫁さんが、2階の寝室と空き部屋(後の子ども部屋)はルンバさんの管轄になっています。


今ではすっかり信頼する相棒として活躍しているルンバさんですが、実は購入してから半年ほどは、『これあんまり使えなくね?』って思っていました

『なんかうっさいし、時間かかるし、自分で掃除した方が早いやん!』って。

しかし今ではいい方向に期待を裏切り、すっかり活躍してくれています。


ということで今回は『ルンバさんが活躍するまでの歴史と我が家でのルンバ活用法』について書いていこうと思います。

ルンバさん凍結時代

我が家がルンバを購入してから、半年以上もの間、常にスタンばっていたルンバさんですが、僕がおもちゃとして動かす以外に稼働することはありませんでした。

子ども達が退院するまではルンバさん稼働せず

これは日課というか、ルーチンワークというか、僕と嫁さんの日常の行動予定の中に、『掃除』という工程が入っていたことが影響していると思われます。


子ども達がNICUに入院している間は、育児休業を取っている僕と専業主婦の嫁さん、家には大の大人が二人いるだけでした。

子ども達の面会も午後からだったので、午前中は料理・洗濯・掃除など、家事をさっさと終わらせて、面会時間に合わせて家を出て、面会が終わったら、そのまま帰ってくるという生活を送っていました。


子ども達の面会があるとはいえ、大の大人が二人いれば、午前中だけでも家事は終わらせられますし、なんならご飯も外で済ませられるので、ルンバの出る幕はありません。


掃除だけルンバにさせてもよかったのですが、この時はルンバに対する信頼が底辺だったんですよね。

一度、外出中にルンバを起動させたことがあるんですが、掃除をしてほしくない押し入れのスライドドアを『これどうやって開けたの?』ってぐらい上手いこと開けて、その中をしっちゃかめっちゃかにした挙句、出られなくなって充電切れになり、『返事がない。ただの屍のようだ』の状態で押し入れの中から発見されたことがありました。


それから『外出中のルンバはヤバい』っていう認識が、ウチら夫婦の間にできてしまったので、しばらくの間はルンバを外出中に起動させることはありませんでした。(後に立ち入り禁止設定できることを知り、改善しました)

子ども達が退院してからもルンバさん稼働せず

これも僕が育児休業で、常に家にいることが大きな理由ですね。

僕か嫁さんのどちらかが、子ども達の様子を見て、もう一人の手の空いている方が掃除をします。

双子の育児は確かに大変ですが、夫婦2人で協力してやれば、掃除するための20分ぐらいは確保できます。


ここでもルンバに掃除させてもよかったんですが、自分がやれば20分ぐらいで掃除できるスペースを、1時間半ぐらいかけてひたすら掃除してるんですよね。

自分でやった方が部屋もきれいになるし、障害物も気にしなくていいし、『こりゃルンバ買ったの失敗だったかな・・・』とまで思っていました。

ルンバさんが真価を発揮したのは育児休業が明けてから

ここまで、全く活躍の気配を見せないルンバさんですが、僕の育児休業が明けてからは、エース級の活躍を見せることになります。

育児休業が明けてからのしらすはただの役立たずに成り下がった

このブログを読んでいただいている読者様は分かっていただけると思うのですが、僕は育児休業が明けて、仕事に出始めてからというもの、働いて帰ってくるとボロ雑巾のように疲れ果てていました。

育児休業明けから4カ月間のことをまとめています↓
osirasu.hatenablog.com


家庭と仕事を両立させることがここまでハードだったとは・・・。


仕事を終えた僕は、仕事の疲れからくる眠さに哺乳中の子どもを落としそうになることがありました。

『子どもにもしものことがあってはいけない』と考え、帰宅したらまず仮眠をとるようにしました。

仮眠をとったとしても体が鉛のように重く、仮眠後に育児でやっていたことといえば、最低限の育児(おむつ交換と子どもの哺乳とお風呂)ぐらいでした。


そんな僕に掃除をするまでの体力が残されているとは到底思えません・・・。


そこで満を持して登場するのが、ひたすら片腕を温めていた『ルンバさん』です。

ルンバさんは充電さえしとけば無尽蔵に働いてくれる

僕は自分の体がボロボロになって初めて気付きました。

掃除の大変さを。そして・・・


ルンバさんの尊さを


彼は充電満タン、なんなら過充電になるぐらいの電力を体に宿していました。

そして彼は待っていました。


体の真ん中にある『CLEAN(くぅぅるるるるぃぃいいんと発音する)』のボタンを押される瞬間を。


僕は彼が体内に宿している熱い思いに気付き、『あ、後は頼んだぞ・・・』と、ボロボロの体でそのボタンを押しました。


威風堂々


満を持して、ルンバさん始動。

封印を解かれたルンバさんは、約半年もの間、動けなかったその思いを発散するかのようにエンジン全開で動き始めました。

片腕が取れるんじゃないかと思うぐらい、その片腕をブン回して。


相変わらず要領は悪く、1時間半ぐらい掃除し続けていますが、実はそれは要領が悪いわけではなく、彼の掃除愛が『20分ぐらいで終わるわけないぜ!』と、彼を奮い立たせているのではないかとも思うのです。

湘南乃風ファンがタオルを回し続けるように、ルンバさんは掃除愛がゆえに、その片腕を回し続けるのです。


あぁ、真夏のジャンポリー。でけぇ砂浜、ビックウェイブ。

エース・ルンバに赤ちゃんのいる部屋を掃除させない理由

『エースで4番なら一番汚れる1階リビングの子育て部屋を掃除させりゃいいじゃん!』と思われる方もおられるかもしれませんが、ルンバは赤ちゃんがいる部屋では、正直使いづらいと思います。


その理由は

  • 掃除するには障害物が多い
  • 掃除時間が長すぎる
  • 音が大きい
  • 排気が気になる

個人的に気になるのは上記4点です。

掃除するには障害物が多い

ルンバを使用するには、あらかじめ部屋をスッキリさせた状態にしなければいけません。


でも、赤ちゃんがいる部屋って、ルンバの障害になるものがあちらこちらにあるんですよね。

我が家でも例外はなく、ベビーベッドをはじめ、ベビー布団、子どもを仕切る為のクッション、おもちゃ、おむつシートなどなど、あらゆる障害物が置いてあります。


これらをどけてルンバを稼働させ、そこから1時間半かけて掃除が終わるのを待っている。


まぁ、なんて非効率なんでしょう。


そんな手間をかけるぐらいなら、自分で掃除した方が100%早いです。

音が大きい

ルンバさんは『お掃除ロボット』なので、もれなく普通の掃除機と同じような騒音がついてきます

となると、子ども達が寝ている部屋で稼働させるのは躊躇しますし、精神衛生上もよくないと思うのです。


また、足の裏にはキャタピラーがついていて、少々の段差なら余裕で越えてくれますが、その段差を越える度に『ガタンゴトン!』とそこそこの音がします。


基本的に騒音をまとっているので、赤ちゃんとの相性は悪いと思います。

排気が気になる

こちらもお掃除ロボットなら仕方ありませんが、ルンバが掃除をかけている間は常に排気が出ています。

フィルターがあるとはいえ、この排気が個人的にメチャクチャ気になるんですよね。


僕が小さいころ(幼稚園ぐらい)、母親が掃除機をかけている後ろをついていくのが好きでした。

何がよかったかっていうと、掃除機の後ろから出ている生暖かい排気を顔に浴びるのが、どうやら楽しかったみたいなんですよね。

今となっては何が楽しかったのかわかりませんが、母親が掃除機をかけている数十分間、ひたすら掃除機の排気を吸い込んでいました。


それをしばらく続けていると、僕の体に変化が・・・。


健康の時は大丈夫なのですが、風邪をひいた時に呼吸に『ゼロゼロ』と何かひっかかったような音が混ざるようになりました。

病院にいって診てもらうと『小児喘息』と診断されます。

一度診断されて以来、風邪をひくたびに小児喘息の症状が出て、その度に『ゼロゼロ』。

かなりしんどかったのを覚えています。

僕はもともとアレルギー体質で、その排気が原因かどうかはわかりませんが、小児喘息にかかりました。


蛙の子は蛙


長い時間、掃除の排気を浴びることで、子ども達にもその症状が出るのではないかと心配になるのです。

掃除時間が長すぎる

もしルンバに赤ちゃんのいる部屋を掃除させるとなると『音が大きい』『排気が気になる』この2点セットが1時間半続きます。

自分でやれば20分。

じゃあどうするの?


自分でやるでしょ!


ということで、1階は自分でサクッと終わらせ、2階の誰もいないスペースをルンバさんの担当にすることにしました。

こうすることで、家全体を掃除するのに20分かかっていたものが、5分に短縮することができました。(2階では1時間半もの間、ルンバさんが片腕振り回していますが)

まとめ:ルンバは掃除の範囲を狭くする為に使っています

最後にまとめていきます。

  • ルンバは赤ちゃんがいる部屋では使えない
  • 誰もいない部屋では普通に使える
  • ルンバを使うことで掃除の範囲を少なくできる
  • 掃除にかかる時間が20分から5分になった
  • 掃除が楽になった

※あくまでも我が家の場合です


ルンバがあることで、掃除をする範囲が単純に半分になったり、掃除機を2階に運ばなくてもよくなったりで、体力的にかなり楽になりました。


使わない部屋や赤ちゃんがいない部屋を常にキレイに保てたりもするので、個人的にはかなりおススメです。


ただでさえ大変な育児ですから、家電を利用して、少しでも楽になるようにしてみてはいかがでしょうか。


※我が家では800シリーズを使っています


終わり。


↓我が家では冷凍弁当も活用しています↓
osirasu.hatenablog.com



おしらすの読者になる('∀')