どうも、しらすです!
我が家には双子の娘がいます。
全く離乳食を食べようとしない長女と、モリモリ離乳食を食べる次女。
見事なまでに両極端な双子の娘たちです。
離乳食のパワーはすさまじく、次女に比べて大きく生まれていた長女ですが、モリモリ食べる次女を前に、その体重差は見る見る縮まっていました。
↓離乳食のパワーを目の当たりにした記事はこちら↓
osirasu.hatenablog.com
親としては当然、『次女はこんなに食べるのに、なんで長女は食べないんだろう・・・』って考えますよね。
あの手この手で、長女に離乳食を食べさせようとしますが、何をやってもダメでした。
おかゆ、パンがゆ、うどん、そうめん、バナナ、りんご、なし、ベビー用のおかし、などなど。
スタンダードな食べ物から、いきなり食べさせるのはタブーとされている甘めのものまで、色々試しましたが、結果は惨敗。
何一つ食べることはしませんでした。
それもそのはずで、長女は『食』というものに対して、警戒心をもっています。
というのも、生後6カ月の頃に、風邪予防で大人でも不味いと感じるような薬をミルクに混ぜていたせいなのですが。
↓長女が離乳食を食べない原因についてまとめた記事はこちら↓
osirasu.hatenablog.com
そんな長女がですね。
遂に食べ物を口にしたんですよ!!!
ということで、今回は何をやっても絶対食べなかった長女が『食べたきっかけ』についてまとめていこうと思います。
- 初めて食べた食材は『豆腐』
- 初めて食べた方法は『お箸』
- 一度食べてからは少しずつ警戒心がとけている
- 東洋医学的にいうと肺と消化器はつながっている・・・らしい
- まとめ:何をやっても食べなかった長女が初めて食べた方法
初めて食べた食材は『豆腐』
先ほども書いたように、本当になにをあげても食べなかった長女。
というか何も食べ物がのっていないスプーンですら拒絶していた長女。(おもちゃはベロベロ舐めるのにね)
もう何でもいいから食べてくれ!
親の本音はこれでした。
親の本音というか、相談していた小児科の先生、地域の社会福祉士さん、栄養士さん、訪問看護の看護師さん。
あらゆる人と『なんでもいいから食べて欲しいよね』という話をしていました。
そんな長女が豆腐を食べた瞬間は、特別でも何でもない『夕食』の時にやってきます。
『つかまり立ちの記事』で少し触れているのですが、僕と嫁さんが夕ご飯を食べていると、長女は決まってつかまり立ちをしに来ます。
お腹が空いているのか、かまって欲しいだけなのか、その真意はまだまだわかりませんが、とにかく100%の確率でつかまり立ちしにきます。
その初めて食べた日も、もれなくつかまり立ちをしていました。
我が家は、テーブルでいすに座ってご飯を食べています。
なので、長女がつかまり立ちしている時は『見おろせばふともも付近で長女がつかまり立ちしている』という構図になります。
食卓にはご飯とおかずが並び、その中には『冷ややっこ』もありました。
食べる準備ができて、僕と嫁さんがご飯を食べようとした時に、興味深々にこちらを見ている視線が。
嫁さんのふとももで食べたそうにこちらを見ている長女。
そんな長女に『食べることに興味あるなら長女ちゃんも食べればいいのにね~!』と言って、冗談半分で冷ややっこを口元に持っていくと・・・
『パクリ』と一口。
た、た、た、食べたーーーーー!!!
僕と嫁さんは驚きのあまり叫んでしまいました(笑)
嬉しがって、もう一度豆腐を口に持っていくと、またまた『パクリ』。4,5口ぐらいは食べてくれたと思います。
その後は我に戻ったのか、いつも通りの拒絶が始まりましたが、量にすると小さじ一杯分ぐらいは食べてくれました。
たった小さじ1杯ですが、『食べる』という行為をしてくれたことが本当に嬉しかった!
初めて食べた方法は『お箸』
そんな長女が初めて食べ物を口にした方法は『お箸』です。
今まであらゆるスプーンを試しました。
プラスチック製、木製、シリコン製、サイズも小さいモノから大きめのモノまで9種類ほどのスプーンを試しましたが、どのタイプのスプーンを口元に持っていっても、お口一文字で全力で拒否していました。
で、この初めて食べた日は、僕たちが食べ始める前だったので、嫁さんのお箸で長女の口元に冷ややっこを持っていったのです。
『ま、いつも通り食べないだろうな』と軽い気持ちで食べさせてみると、まさかの『パクリ』。
何をやっても食べなかったのと、気持ちの準備がなかったのが相まって、それはそれは驚きましたね。
ちなみに『お箸』といっても、木製のツルツルした手触りのお箸でしか食べません。
初めて食べた翌日に、『お箸だったら食べるだろう』と長女用のお箸を新調したのですが、それはザラザラした触感のお箸だったのでダメでした。
ひとえにお箸といえども、ここまで食べなかった長女のことですから、ただならぬこだわりがあるのでしょう。
一度食べてからは少しずつ警戒心がとけている
その『不意に豆腐を食べました事件』から1週間ほど経ちました。
まだまだ食欲旺盛!とまではいきませんが、以前よりは食べることに対して警戒していないように思います。
一度食べたからには、今度は量を増やしていきたいのですが、お箸ではやっぱり量を食べさせられないので、今はスプーンでのトレーニング中。
小さいスプーンでは食べてくれるようになりつつあるので、それで豆腐を食べさせるようにしています。
ただ、気を抜くとスプーンということがバレて嫌がる(不機嫌になる)ので、お箸とスプーンを交互に使って食べさせるというトレーニングを実施中です。
また、豆腐以外のものも食べさせたいのですが、調子に乗っておかゆをあげたところ、以前通りの『超拒絶』。
まだまだ豆腐以外は食べたくないようです。
ここも少しずつですが、色々なものをチャレンジさせていきたいところですね。
東洋医学的にいうと肺と消化器はつながっている・・・らしい
ただ一人『お腹の準備が整っていないだけだからまだまだ大丈夫よ!』と言っていた方がいます。
以前『ベビーマッサージの記事』を書いたのですが、その時にベビーマッサージを教えていただいた先生です。
この先生はどうやら只者ではないらしく、体中のツボを知っているだけでなく、『東洋医学』にも精通されている方なんだそうです。
で、この先生曰く『東洋医学的には肺と消化器系の働きはつながっているのよ!』とのこと。
確かにこの基準で考えると『長女が食べなくて、次女が食べる』という状況に説明がつくんですよね。
長女は生後1週間の頃、『動脈管開存症』の影響で肺から出血しています。
↓動脈管開存症についてはこちら↓
osirasu.hatenablog.com
その肺出血が影響して、生後11カ月までは在宅酸素を使用していました。
↓在宅酸素についてはこちら↓
osirasu.hatenablog.com
次女も動脈管開存症の症状はあり、手術はしましたが、長女ほど重症ではなく、出血もしていないので、酸素の補助も生後4カ月ほどで外れています。
つまり、体の成長や発達に関しては長女の方が進んでいても、肺に関しては次女の方が強く、もし肺と消化器系の働きがつながっているなら、長女の方が食べることが遅かったということに合点がいくということになります。
もし、『離乳食を食べない赤ちゃん』のことで悩んでいるなら、無理やり食べさせるよりも、運動して肺機能を強くする方が、離乳食を食べる近道になるのかもしれませんね。
まとめ:何をやっても食べなかった長女が初めて食べた方法
最後にまとめていきます。
- 初めて食べたのは『豆腐』
- 初めて食べた方法は『お箸』
- 初めて食べた量は小さじ1杯分
- 豆腐以外はまだ食べない
- 肺と消化器系の働きはつながっている(?)
何をやっても食べなかった長女が遂に食べてくれました!
この喜びは計り知れない。
といっても、小さじ1杯分ですから、体を大きくするにはまだまだ足りませんし、栄養も不足します。
長女よ、ますます食べて、大きくなってくれ!
期待しているぞ!
終わり。