どうも、しらすです!
僕は現在、子育て支援制度を利用して一時的に『パート』として街のお魚屋さんで働いています。
ただ、そのパートとして配属された店舗、僕にとっては劣悪な環境でした。
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何が劣悪かというと、働きやすい環境の要因ランキング第1位に挙げられる、もっとも重要な要素『人間関係』が最悪で、上司は舌打ちで会話してくるし、職場のトップ2(Aさんと表現しましょうか)のリーダー格は僕に対してだけ当りが強く、何をやっても文句タラタラ言われて上手くいかない。
『こりゃー、心を殺して働かないと精神的にいかれるな・・・』と思うほどでした。
↓最悪な職場で生き抜く方法を考えるぐらいにね↓
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そんな職場で働き始めて、はや3カ月。
いったい何が起きたのか・・・。天変地異でも起きたのか・・・?
当時『キツイ』と思ってたAさんと、今では一番楽しく話せる仲になっています。
『え、何で・・・?』と思われるかもしれません。
『お前、精神と時の部屋で働いてたんじゃないの・・・?』と思われる方もいるでしょう。
でも事実は事実で、今では互いの家庭の話とかお酒の話とか、何なら仕事の愚痴とか、なんやかんや話すようになりました。
ということで、今回は『最悪だった人間関係が好転した理由(僕ver)』について僕なりにまとめてみようと思います。
最悪な環境でもとにかくがむしゃらだった
僕が着任してすぐの頃は本当にびっくりするぐらい全く動かなかった(働かなかった)Aさん。
あまりの動かなさ具合に『あぁ、今日もやる気なしか・・・。しゃーねー、働くか』とAさんの分をカバーするようにがむしゃらに働きました。
Aさんの働く様は、まるで『やる気がないバイトかよ!』と思うほど。
やる事いっぱいあるのに、携帯見てるからね。イライラした日々を過ごしていました。
『この人・・・楽して稼ぎたい』と思っているに違いない!と勝手に思っていたのですが、
ある日『あなたがいると楽できていいわ』って面と向かって言われました。
ホンマに思ってたんかい!!!
『こいつは利用できる』と思わせたもの勝ち
僕は一時的にパートに下りているだけなので、ゆくゆくは店舗を抜けて、社員としてまた別の店舗へ異動していきます。
パートに下りる期間は家庭の環境次第なので、1年後なのか、はたまた3年後なのか、経済的な理由もあるので、具体的な期間を設けていません。
今の職場で働く期間が長くなるか短くなるか不透明な現状ですから、せめて今の職場にいる間だけでも『こいつがいる間だけは楽できる』と思わせて、人間関係を安定させたかったんです。
仕事って『体力的にキツイ』よりも『精神的にキツイ』方が絶対にしんどいです。精神的にくると肉体的にもきますしね。なので、精神的な負担はできれば下げたかった。
一度は諦めかけた今の職場での『精神的安定』を、僕は何よりも優先して手に入れたかったんです。
その欠片が少しでも手に入った今、腐らずにがむしゃらにやってよかったと思いますね。
上司に対しての共通の不満があった
今の上司は気分的にかなりムラがあることが、3カ月経ってようやくわかってきました。
機嫌がいい時はそれなりに会話も成立しますが、僕が異動してきてすぐの頃は、常に機嫌が悪かった時期らしく、仕事の質問をしても『ちっ!ボソボソボソボソ』『ちっ!ボソボソボソボソ』と、まるで舌打ちと会話でもしてるんじゃないかと錯覚させられるほどでした。
今だから分かるのですが、これは誰に対しても同じで、職場の人たちは『何かやりにくいよねー』と10人が10人とも思うほどの暴君っぷりです。
この上司の対応に例外はなく、僕に対しては当然のこと、Aさんに対しても同じ対応です。
そういう意味では一貫性があり、『ある意味、筋は通っているよな』と考えはするものの、『尊敬はできないな』とも思っていました。
そんな仕事がやりにくい日々を送っていたある日、Aさんからこんな質問が。
『今の上司って仕事はできるかもしれないけど、なんかやりにくくない?』
その気持ち、メチャクチャわかるわー!
パートになりたての僕は『上司からの仕打ちは僕に対してのみ向けられたものだ』と思っていたので、この言葉を聞いた瞬間『なんだ、みんな一緒だったのか』と胸のつっかえがスッと下りていく気がしました。
共通の不満があることがわかって以来、上司が休みの日は互いに不満に思っていること、実際にされた理不尽なこと、要は愚痴ですね。愚痴大会を開催してストレスを発散し、有益な友好関係を築いています。
共通の知り合いがいた
しかも一人どころじゃなくて、たくさん。
どうやら僕の知らないところで僕とAさんの共通の知り合いの方々が、Aさんの僕に対する評価を上げてくれていたようです。
ほら、人がどう思ってるかってウワサとかで聞く方が信じちゃうことってありませんか?
隣のクラスのあの子がお前のこと好きらしいぞ!みたいな。
それと同じで、仕事のことを色々教えてもらってた先輩が『今度、しらすがそっち行くから仲良くしてやってよ』って言ってくれてたり、
逆に、元々後輩として色々と教えていた子が『今度、しらすさんがそっち行くみたいなので、また遊びにいきますね!』ってやり取りしてたり、
僕の知らないところで共通の知り合いがAさんと連絡を取ってたみたいなんですよね。
個人的には『Aさんってパートやのに、社員の知り合いどんだけおんねん!』とAさんのその人脈に驚くところなんですが、これが逆に功を奏し、徐々に僕の評価を高めてくれていたみたいです。
いやー、真面目に仕事しててよかったー。
これって逆の評判が出回ってたら、すんごいマイナスになりますからね。
隣のクラスのあいつ、3日に1回しか風呂入らないらしいぜー。みたいな。
僕はいつの間にか、Aさんの外堀を埋めていました。運がいいというかなんというか。
どうせなら着任前から評価あげといて欲しかった。
まとめ:最高の職場ではないが普通の職場にはなった
今現在、人間関係に悩んでいる方、僕から送る言葉はただ一つ。
外堀を埋めよ!
です。周りから評判を上げてくれるのは本当に効果的で助かりましたね。
僕は何もしていないのに、気が付けば人間関係が改善していて、仕事がしやすくなっているんですから。
これでようやく当初の目的である『仕事のウエイトを下げて、家庭との両立をする』ということが実現できそうです。
これにて一件落着!
あ、散々『Aさんは最悪だ!』みたいな話しててあれなんですけど、僕から見てAさんの印象が変わった出来事もあったんですよ。
働き始めて2カ月ぐらいの時ですかね、話しやすくなってきた時に、僕謝ったんですよ。
『色々ご迷惑かけてすいません』って。
そしたら『家庭が大変やのに、そんなん気にしてたらアカン』って言ってくれました。
『なんだ、心底悪い人じゃないんだな』そう思えたので、今は心から色々話せている次第でございます。
終わり。
↓そんな僕の仕事のウエイトを下げてきた経緯はこちらの記事で↓
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