どうも、双子パパのしらすです!
普段授乳している中で、『母乳ってどれぐらい出ているんだろう』って考えたことありませんか?
出る量がわかれば、子供がどれぐらい飲んでいるのかわかりますし、もし足りてなかったら対策もできます。
でも実際、直接母乳をあげていると、子どもがどれだけ母乳を飲んでいるかってわかりにくいですよね。
我が家の子ども達は在胎25週で生まれていて、5カ月間NICUに入院していた時期がありました。
そしてNICUでは、看護師さん主導のもと、徹底的な数値管理が行われていました。
当然、子ども達が飲む母乳量も徹底的に管理されていて、飲む量が増えれば、その都度、看護師さんから報告をもらい、『子ども達は順調に成長しているんだなー』と実感したものです。
そんな日々を過ごして月日が経ち、生後5カ月を迎えた頃に子ども達は無事に退院しました。
退院してからも夫婦で協力しながら、徹底的に数値は管理してきました。
なぜなら定期健診の時に『母乳量はどんな感じですか?』『順調に体重は増えていますか?』と質問されることが多かったからです。
で、具体的に数値を答えると、先生も超具体的にアドバイスをくれます。
そんなキャッチボールを繰り返す中で、次第に子育てに関しての不安もなくなっていきました。
母乳量を把握しておくことはそれだけでメリットになり、実際に問題が起こった時は、フットワーク軽く対策することができます。
ということで、今回は我が家の子ども達がNICUで入院している時に聞いた『母乳量の測り方』と『もし母乳が足りない時はどうするの?』という対策方法についてまとめていこうと思います。
- 赤ちゃんが飲む母乳量ってどれぐらい?
- 母乳量の測り方
- 母乳量が足りているかの判断方法
- 母乳量は1回減ると増えない?
- 母乳量が不足している時の対策方法
- 母乳が足りない時はミルクを考える
- まとめ:母乳の出る量を測る方法と足りない時の対策法
- その他母乳に関する関連記事
赤ちゃんが飲む母乳量ってどれぐらい?
粉ミルクの缶に赤ちゃんが飲む量の目安が書いています。
※飲む量は個人差があるので、あくまでも参考です
上記の表を参考にすると『赤ちゃんの飲む量の目安』がわかります。
ちなみにしらす家の子ども達は在胎25週で生まれているので月齢はアテになりません。
体重を目安にして必要な母乳量を見ています。
母乳量の測り方
母乳量を測る方法は以下の3つ。
- 実際に搾乳をして母乳量を測る
- 新生児専用の体重計で測る
- ご家庭の体重計で測る
一つずつ見ていきましょう。
実際に母乳を搾って母乳量を測る
- 手・指先・爪を清潔にする
- 手 or 手動搾乳機 or 電動搾乳機で母乳を搾る
- 母乳量を目盛で測る
実際に液体で母乳量を計れるので、一番分かりやすい方法です。
ただ、さく乳する時間が必要なので、一番手間がかかる方法でもあります。
ちなみにガッツリさく乳するなら『電動搾乳機』がオススメですよ!
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新生児専用の体重計で測る
- おむつを替える
- 赤ちゃんの体重を測る
- 授乳する
- 授乳後の赤ちゃんの体重を測る
- 【飲んだ後の体重】から【飲む前の体重】を引く
飲む前の体重が4000ℊ、飲んだ後の体重が4095ℊだったら、【4095g】から【4000g】をひいて【95g】飲んだということになります。
正確に測りたい方は1ℊ単位の体重計、ザックリでいいよという方は5ℊ単位の体重計でいいと思います。
レンタルもありますが、購入と同じような価格になるので、ご家庭の都合で購入かレンタルかを決めるのがいいと思います。
家の体重計で測る
- おむつを替える
- 赤ちゃんを抱っこした状態で体重計に乗り、体重を測る
- 授乳する
- 授乳後の赤ちゃんを抱っこした状態で体重計に乗り、体重を測る
『ベビースケールで測る方法』の『大人の体重計バージョン』です。
大人の体重計で1ℊ単位で測れるものがあればいいのですが、ほぼないと思うので、母乳量を測るという意味ではこの方法では全く測れないような気がします。(体重を測る方法としてはアリですね)
母乳量が足りているかの判断方法
母乳量がわかったところで、それが『足りているのか足りていないのかがわからない!』っていうことありませんか?
母乳が足りているか不安になる時は体重の増え方を意識して、母乳が足りているかどうかを判断していくといいようです。
体重の増え方の目安としては【生後3か月までは『1日約30g』】、【生後3か月~6カ月は『1日約20g』】、【生後7か月以降は『1日約10g』】になります。(しらす調べ)
生後半年とか1カ月の節目に体重を測って、上の表の月齢と体重を参考にしてもいいと思います。
※体重には個人差があるので、あくまでも目安です
母乳量は1回減ると増えない?
『赤ちゃんが小まめに吸ってくれるから1回減ってもまた増えた』っていうケースもあるみたいですが、基本的には『1回減った母乳量は増えることはない』と考えておいた方がいいようです。
なので、『子供が飲まないから母乳を出さない』とか『子供が入院してる先のNICUでしばらく母乳はいらないと言われた』という理由で母乳を出すことを怠ると、いざ母乳が欲しい時に出ない(or少ない)ということになります。
大変ですが、母乳で育てたいと思われている方は母乳は搾り続けた方がいいですね。
母乳量が不足している時の対策方法
母乳マッサージをする(してもらう)
僕が住んでいる地域には『伝説の助産師』なる方がおられます。助産師歴50年という出産・育児において全て知り尽くしているという偉大な方です。
その偉大な助産師さんが、新生児訪問の時に保健師さんと一緒に訪問してくれて、子ども達の健診と一緒に、ママのおっぱいも一緒に見てくれます。
ウチの嫁さんは、毎日定期的に母乳を搾っていたので、『トラブルなんかないだろう』と思っていたのですが、伝説の助産師に診てもらうと1か所だけ詰まっている部分が見つかり、マッサージでほぐしてもらいました。
その後に母乳を搾ると、血行が良くなったのか、びっくりするぐらい出てきたそうです。
それはそれは嬉しそうにさく乳していましたね。『すごい!メッチャ出る!』とか言いながら。
そして、この助産師さんは、個人でも診療所をされていて、健診以外の時でも母乳トラブルがあれば診てくれます。(もちろんトラブルがなくても診てもらえます)
そういった『伝説の助産師さん』的な人を予め探しておくと、トラブルが起こった時にすぐに相談できますし、いざ何かあった時にはすぐに助けてくれます。
当然『母乳が足りない』という悩みに対しても、何かしらのアドバイスはもらえたり、マッサージしてくれたりするので、一人くらいはこういった方を探しておいてもいいんじゃないでしょうか。
お風呂に入る
血行促進ですね。
嫁さんは月一の女性の日がきた時にはシャワーだけで済ますのですが、その時の母乳量はやはり減っていたようです。
お風呂には水圧によるマッサージ効果もありますし、『湯船につかる』ことは思っている以上に母乳量促進に大きな効果があるのではないでしょうか。
食事・水分補給をきっちりと行う
ウチの嫁さんは、基本的に『お米も牛乳も嫌い』なのですが、母乳を出している間はお米も牛乳もきっちり摂取していました。
『母乳をしっかり出すためにはその分しっかり食べて飲まないと!』という感じで。
その影響があったのか、なかったのか、母乳量はコンスタントに1日1000mlを越えていました。
僕の中では『牛乳(お米)が嫁さんの体を通して母乳に変わっているのかな』という印象です。
ただ、一概に『ご飯を食べたから』『牛乳を飲んだから』といって母乳が増えるかというとそういうわけでもなさそうです。
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こちらの記事でトニーさんも言及されているのですが、『「お米をいっぱい食べること=母乳がいっぱい出る」という神話の通りにはいきませんでした』とのこと。
ご自身の体質に合わせて『バランスよく食べ物を選ぶ』ということが一番大切なのではないでしょうか。
母乳が足りない時はミルクを考える
『色々対策したけど母乳が足りない!』という場合は粉ミルクをあげてみてはいかがでしょう。
しらす家は双子なので、母乳だけでは絶対的に量が足りなくなります。
ということで、母乳が不足している分は粉ミルクをあげるようにしていました。
いきなり粉ミルクを飲ませても母乳と味が違って飲まなかったり、哺乳瓶の乳首が合わなくて飲まないことがあります。
あと、粉ミルクが体に合わなくてアレルギーが出ることもあるそうなので、初めて飲ませるときは少しずつ飲ませて、平日の病院の空いている時間帯に飲ませるのがいいと思います。
母乳量でお困りの方はぜひ選択肢のひとつに『粉ミルク』も入れてみてください!
まとめ:母乳の出る量を測る方法と足りない時の対策法
最後にまとめます。
母乳の出る量を測る方法
- 実際に搾乳をして母乳量を測る
- 新生児専用の体重計で測る
- ご家庭の体重計で測る
母乳が足りない時の対策法
- 母乳マッサージをする(してもらう)
- お風呂に入る
- 食事・水分補給をきっちり行う
※母乳だけで足りない時は粉ミルクを考える
母乳の出る量を知っておくことで、母乳に対して色々と対策することができます。
また、定期健診やお医者さんなどで『母乳はどれぐらい飲んでいますか?』と聞かれたときにも答えることが出来るようになり、そこから子ども達の成長に関する相談ができることもあります。
具体的に相談することによって、子育てに関する不安も減りますし、先生からの提案もより具体的なものとなります。
母乳の量を知って、ぜひ『子育てに関する不安』を取り除いてくださいね。
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↓妻がしぼったトータル母乳量は449,371mlでした↓
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合わせて読んでいただけると嬉しいです。
終わり。