おしらすでござる

800gと550gで生まれた双子の成長記録(+雑記)

【超低出生体重児の記録】1歳7ヶ月でつかまらない立ち完成!双子のそれぞれの軌跡

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どうも、双子パパのしらすです!


先日、娘たちがライバル関係にあって、その相乗効果で能力を高め合っているという記事を書きました。
www.osirasu.com


あれから1カ月。


念願のつかまらない立ちが出来るようになりました!


しかも長女と次女、ほぼ同時のタイミングです。

いやー、立ちましたね。ついに立っちゃいましたね。


小さく生まれても、ハイハイして、つかまり立ちして、そしてつかまらない立ちまで、よくぞ、よくぞここまで成長してくれました。


ということで、この記事では『双子のつかまらない立ち記念』と致しまして、それぞれ全く違う軌跡で出来るようになった『つかまらない立ちが出来るようになるまで』を長女バージョンと次女バージョンの2本立てでお送りしようと思います。

長女がつかまらない立ちできるようになるまで

体幹はかなりしっかりしている

長女はかなりアクティブで、部屋中あちこち動き回っています。

最近はボール遊びにハマっていて、自分でボールを投げてはハイハイで追いかけ、またボールをつかんではハイハイで追いかけ、ひたすらハイハイを繰り返しております。


そして何を隠そうウチの長女は『スーパーハイハイ』の使い手です。

スーパーハイハイとは膝をつかずに動き回るハイハイのことです。


スーパーハイハイで動き回ることスパイダーマンの如し。


メチャクチャ速いです


雑巾がけのような体制で、ひたすらハイハイを繰り返していれば自然と体幹もしっかりしてきますよね!

石橋を叩きまくる性格

日々お坊さんの修行のようなハイハイをしている長女。

そんな長女には立つための筋力は十分備わっていました。


正直、2カ月前くらいから『そろそろ立つかな?もう立つかな?』と立つ瞬間を見るべく、タイミングをうかがっていました。(訪問リハビリしてくれてるPTさんも『そろそろかなー』とか言ってたし)


しかし立たない。なかなか立たない。


なぜ『もうすぐ立てそう』の状態から、つかまらない立ちするのに、ここまで時間がかかったのか。


その理由はただ1つです。


THE慎重派


長女は石橋を叩いて叩いて大丈夫か確認して、それでも不安が少しでもあれば、さらに石橋を叩いて叩いて叩きまくる性格なんです。

少しでもふらつけば『まだまだできない!』とチャレンジをあきらめ、コケようものなら『やっぱ無理じゃーん!』と大声で泣きます。


そんな慎重派な長女だから、ここまで時間がかかってしまったんですね。

ようやくGOサインが出たらしい

そんな慎重派な長女が立った瞬間は鳥肌が立ちました。

念願の『た、立ったー!長女が立ったー!!!』です。(クララ的な?)

何でもないような顔して『え、普通に立てるよ?当然じゃん』みたいな顔して立っていました。


お、おん。


どうやら『100%立てる』というGOサインが長女の中で出たようです(笑)


で、体幹がしっかりしている長女ですから、一度GOサインが出てからは10秒でも20秒でも立っています。

むしろ立った瞬間に1、2歩あるいたような・・・。


歩く日もそう遠くないかもしれません。

次女がつかまらない立ちできるようになるまで

体幹が弱いのでトレーニングを実施

長女と違って興味と勢いで成長している次女。

ハイハイはあまり好きではないですし、体重も長女と比べると1kgほど軽いですし、体幹もまだまだしっかりとしていません。

ということでPTさんの助言でトレーニングを実施するようにしました。

バランスボードに乗せる


※お借りしているバランスボードと同じもの

訪問看護で来ていただいている看護師さんからお借りしたバランスボード。

当然一人で座ることはできませんが、補助付きで遊びついでに座らせるようにしています。

不安定な場所に座らせることで、自分でバランスを取ろうと踏ん張りますし、その踏ん張りが体幹の成長につながるようです。

腹筋をさせる

こちらも補助付きですが、トレーニングとして腹筋をさせています。

次女が仰向けに寝転んでいる時に、両手を持って、腹筋するような形で上体を持ち上げさせます。


踏ん張ってる顔がなんとも可愛らしい(笑)


しばらくすると、次女も腹筋が好きになったようで『腹筋するから両手持って!』と補助を要求するようになりました。

で、腹筋が出来たら『うっきゃー♪』と高めの声で喜びを表現します。


間髪いれず、再び寝かせて腹筋させてる自分を鬼コーチのように感じることもありますが、まぁ次女も楽しんでいるようなのでよしとしましょう(笑)

怖いものなしの性格で突っ走る

双子の相乗効果』の記事でも触れているのですが、次女は楽しいと思ったことは多少無理な体勢になったり、こけたりしても、動じることなく延々とやり続けます。

かまり立ちですらプルプルしてて、いっぱいいっぱいなのに、つかまらない立ちのスリリングな楽しみを覚えてからは、ところ構わずつかまらない立ちを試み、前後左右ダイナミックにこけ続けていました。

しまいにはコケることにも楽しみを覚えてしまって、つかまらない立ち(1秒)からの、布団への飛び込みもするように・・・。

一応、手で受け身を取っているので、『危ない』ということは分かってるようなのですが、見ててこわい。


この怖いもの知らずの性格せいか、『1%でもできる可能性がある』とか『スリルが楽しい』というだけで、なんでも何回でもトライし続けてしまうようです。

いつの間にか立てるように

つかまらない立ちもどきのスリリングな快感にハマってから早1カ月。

次女は来る日も来る日も水泳選手のトレーニングのような、飛び込む日々を過ごしていました。


運命のその日も、いつもと変わらず『ボーン!ボーン!』と布団にボディープレスをかましていました。

いつものように次女が飛び込むのを見てヒヤヒヤしつつ、次女がまた飛び込むスタンスをとるので、次女の前に布団を差し出します。

次女は布団を見るやいなや、『キュピーン』と目を光らせ、飛び込みの体勢をとります。


よーい! (飛び込みのような体勢をとる)


どーん! (両手を離してつかまらない立ち)


僕は『まだ続けるんか』と思いつつも、いつもの様子の次女を見守ります。


・・・(さぁ、飛び込め)


・・・・・・・(ん?)


・・・・・・・・・(あれ?)


・・・・・・・・・・・・(え!?)


次女が立ってるぅぅぅううう


なんと、飛び込むであろうと思っていた次女は、立ち上がったその体勢のままで、いきなり耐えてみせたのです!


その様は『威風堂々』とは正反対の状態ですが、なんかプルプルくねくねしていて、可愛らしく踏ん張っていました。


まるで『エアーフラフープ』でもしているかのように、プルプルくねくねしていましたが、約20秒ほどつかまらない立ちをしていました。


長女と違って、土台が固まっていない(体幹がしっかりしきっていない)分、不安定感は否めませんが、ひたすらtry&errorを繰り返した結果、それ相応の筋力とバランス感覚が養われていたようです。


次女よ、無駄に飛び込んでいたわけではなかったのだな。


父は嬉しいぞ!


子供の可能性を存分に味わった一日となりました。

まとめ:道筋は違えども二人とも立てるようになりました

以上が我が家の双子が『つかまらない立ちをするまでの軌跡』になります。

二者二様の成長で『面白いものを見せてもらったなぁ』という感想です(笑)


ただ、一つだけ言わせてもらうと、ウチの双子って一卵性なんですよね。

一つの遺伝子が分裂して、成長してるわけなんですよ。

まぁ、見た目があんまり似てない(といっても最近は少しずつ似てきたと言われている)のは体重差があって産まれてきてるからいいとして・・・


性格まで似ないことってあるんですか!?

しかも『ちょっと似てない』とかのレベルじゃない!


THE正反対


真逆の性格の性格をしています。


僕の中の双子のイメージって『三倉のマナカナさん』とか『ザ・タッチ』なので、全てにおいてリンクしてるイメージなのですが、全ての双子がそういうわけではないんだと思い知らされる出来事となりました。


少しずつ似てくるのかな?このまま正反対なまま成長していくのかな?


そんなことにも注目しながら今後の成長も見守っていこうと思います。


終わり。