どうも、双子パパのしらすです。
僕はよく、一人で買い物にいきます。
ホントのところは、双子の娘たちを連れて、妻と4人で買い物したいところなんですが、やっぱり食品スーパーに双子のベビーカーを押して買い物するとなると、通路のすれ違いとか気になりますし、何より室内でのベビーカーは次女がグズりがちなんですよね。
ということで、『家族で仲良くお買い物する』という夢は、子供たちがもう少し大きくなってからに置いといて、今日も今日とて一人で買い物をしていました。
そんな、一人で買い物をしている時に少し心配になる出来事に遭遇したので、メモがてら記事にしておこうと思います。
スーパーで見かけた一コマ
迷子(?)になっている少女の声が聞こえる
ママー!ママー!
突如、スーパーに響き渡る少女の声。
『おや?迷子かな?』と思いそちらを振り返ってみると、少々グズり気味の少女がポツンと一人で立っていました。
と、思いきや、その隣にパパと思わしき人物も立っています。
ママー!ママー!
パパ、ママはどこ?(俯きがちで目も合わせず、なぜか小声)
隣に立っていたパパと思わしき人物に娘は声をかけます。
ママはあっちの方だと思うよ。
そう言って、パパと思わしき人物はパン売り場の方を指差しました。
すると娘は、パパと思わしき人物が指差した方へ走り出します。
ママー!ママー!
そして、パパと思わしき人物も娘の後に続いてパン売り場の方へ行こうとすると・・・
ついてこないでぇぇぇえええ!!!
娘は今日一番の声でパパと思わしき人物を罵倒します。
それでもパパと思わしき人物がついていこうとすると・・・
ついてこないでって言ってるでしょぉぉぉおおお!!!
さすがのパパと思わしき人物も、娘のこの一言にたじろぎ、その場にしょんぼりと立ち尽くしていました。
ママー!ママー!
そんなパパと思わしき人物を置いて、一人、パン売り場の方へ走っていく娘。
そんな娘がママを呼んでると、パン売り場の方からママが歩いてきました。
ママー!ママー!
○○ちゃーん!
そう、ママと娘は出会ったのです。
ママー!ママー!(ママー、ママー、ママー、ママーとエコーがかかる)
○○ちゃーん!(ちゃーん、ちゃーん、ちゃーんとエコーがかかる)
(感動の再会、そして感動的なその瞬間は時間がスローモーションで流れる)
満面の笑みで抱きつく娘。
嬉しそうに迎え入れるママ。
もう、ママどこ行ってたのぉ~。○〇ちゃんいっぱい探したんだからぁ~。
さきほどとは180度違い、甘えたような声を出す娘。
こうして無事に、娘はママと出会うことができたのでした。
あ、パパと思わしき人物は、感動の再開を迎えてから10秒後に合流してました。
どす黒いオーラをまといながら
そういえば別のケースもあったな
上記のケースとは別に、僕の身近な人にも『パパ嫌』問題が発生しています。
別ケース:あっちいってぇぇぇ~
職場の同期の同僚と話していた時のこと。
この同僚は娘のことが『かわいいかわいい』と溺愛しています。
『動画あんねん。見る?』と愛娘の動画を見せたい様子。
『おー、見る見る。見せて見せて』これだけ同僚が可愛がっている娘なのだから、それはそれはかわいいのだろうと思い見せてもらうことにしました。
動画が動き出す。動き出した動画からは同僚が娘を呼ぶ声が聞こえてきました。
『ほら、○○(娘の名前)。動画取るから笑顔でこっち向いて!』
すると娘はこう言い放ちました。
『やーだ!もう!やーだ!!!』
娘は嫌がっている様子。それでも同僚は続けます。
『ほら、○○の可愛い顔見せて!』
動画上の娘は、しつこいパパにいよいよ我慢ならなくなってきた様子。
あまりにもしつこいパパに嫌気がさしたのか、例のあの言葉が飛び出します。
『もう!パパ嫌!あっちいってぇぇぇ~』
娘は動画を撮っているであろう同僚の顔を指さし、その指を半円をぐるりと描くように反対側に動かし『あっちいってぇぇぇ~』と言い放ったんです。
それでも同僚は続けます。
『○○!今の可愛いからもっかいやって!もっかい!』
『パパ!あっちいってぇぇぇ~』
娘はパパを喜ばせていることが本意ではないので、ますます不機嫌になっていきました。
このくだりを数回繰り返し、その動画は終わりました。
動画が終わって、同僚はニコニコと満足そうな顔で僕に向かって言い放ちます。
『な!可愛いやろ!?』
あぁ、確かに子どもはかわいいよ。そのたどたどしい口調や指をぐるりと描く動作など、それはそれはかわいいよ。
でも、なんか違くない!?かわいいってもっとさ、ニコッと笑って手を振ったり、満面の笑みを浮かべる娘を抱っこしながらハイチーズとかしたりさ、『パパ~♪パパ~♪』みたいな感じで、どこぞのイメージ動画みたいに鬼ごっこ形式で笑顔の娘が逃げていくのを追いかけていく動画だったりさ。
『確かにかわいいけれども・・・(汗)』と思う僕なのでした。
まとめ:心配な『パパ嫌』問題
僕は『パパ嫌』問題に震えています。怯えています。恐怖しています。
双子の娘たちに、いつ、なん時、どんな瞬間に『パパ嫌!』って言われるのかビクビクしています。
こんなに可愛くて可愛くて愛しい娘たちの口から『パパ嫌!』なんて言葉が出ることなんて想像ができません。考えたくもありません。
確かにいずれは思春期になり、反抗期を迎えるかもしれません。
ただ、上記で紹介したケースはどちらも3歳児くらいの女の子が言い放った言葉。
たまたま僕の周りには『パパ嫌』問題が発生していて、たまたま『パパ嫌』現場を見かけただけなのかもしれませんが、娘を持つ身としてはどうしても他人事だとは思えないのです。
娘たちが3歳になるまで、あと1年と半年。それすなわち運命の日まで1年と半年。
僕は引き続き、溢れんばかりの愛情を娘たちに注ぎ、全力をもって『パパ嫌』問題を回避する所存でございます。
終わり。