おしらすでござる

800gと550gで生まれた双子の成長記録(+雑記)

【1歳8カ月】次女の歩きたい欲求

我が家の次女は1歳8カ月になった今でも歩くことはできない。

小さく生まれた体は次女が思っている以上に、その成長を遅らせている。


ただ、たとえ歩くことができなくても『歩きたい!』という意思はひしひしと感じることができる。


次女は僕の顔を見るなり、無表情でハイハイしてくるようになった。

ハイハイで僕の目の前に辿り着いた次女は、キョロキョロとあたりを見渡し、僕の左手を見つけ、自身の右手で、見つけた左手をつかむ。

次に、反対側の手で、僕のもう一方の手を握り締める。


両手をつなぎ合った僕と次女。

とたんに次女は両腕に力を込めて、『よいしょ!』とつかまり立ちをする。

ここで『あっきゃ~♪』と嬉しそうな声とともに嬉しそうな表情を浮かべる。


そして、次女の欲求は『立つ』だけではとどまらず、そこから一歩、また一歩と進みはじめる。

僕もこの次女の動きに合わせて、一歩、また一歩と後退していく。

すると、『あきゃきゃ~♪』と先ほど以上に嬉しそうな声と表情が出てくる。

心の底からの欲求通りに動けているという証なのだろう。


もう一方、双子の長女は、今ではほとんどこけることもなく、部屋中を動き回れるようになった。

そんな長女を見て、次女も日に日に『歩きたい欲求』が高まっているのだと思う。


残念ながら、次女にはまだ、歩けるまでの体力も筋力も備わってはいない。

でも、あと2カ月か3カ月。

暖かくなって、桜も咲いて、外を散歩できるような気候になった頃には次女も歩けるようになっているはず。


『家族4人でポカポカ陽気の中を散歩する』


そんなことを夢見て、今日も次女の『歩きたい欲求』に付き合おうと思う。


終わり。