どうも、双子娘のパパしらすです!
2019年8月、子供たちが2歳3ヶ月の時に、小児専門の医療センターで検診を受けてきました。
↓検診を受けることになった流れはこちらの記事に↓
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簡単に言うと、『発達の遅れが出てきているので、小児専門の先生に見てもらいませんか?』というもの。
おまけに、『発達障害だと思う』なんて小児専門の先生は言っていたらしく、受診する科も『発達障害科』。
『一体どんな宣告を受けるのだろう』と不安ながらも行ってきました!
受診は『小児科』
はい、まずここから話は違いましたよね。
聞いていた話では『発達障害科』ということだったのですが、いざ行ってみると『小児科』の受診でした。
肩透かしをくらったような、よく言えばホッとしたような・・・。
そして話が違うと言えば『待ち時間』。
予約は10時からだったのですが、その日は予定以上に混んでいたらしく、受診したのはなんと『11時半』!
ちょっと!ちょっと!!なんのための予約なの!?
ただでさえ、ウチの子供たちは理解が進んでないのに、このタイムロスは相当痛い。
多動気味の子供たちは、まぁもののごとに暴れまわり、動きを制するのは至難の技でした。
内容は『現状の確認』のみ
診察時間は二人で約1時間ほど。
子供たちの気になる特性を先生に伝え、それに対して『これからどのように対策していくべきか』などのアドバイスを先生からしていただきました。
ちなみに、数値で見る『脳波の検査』や『発達検査』などはなく、内容は先生と対話するのみでした。
対話だけだったのですが、やっぱり小児専門の先生。アドバイスは今まで聞いた中でもかなり具体的なものでした。
子供たちの現状と対策
ということで、その時(2歳3か月当時)の現状と対策をまとめていきますよ。
長女の特性その①『偏食』
現状
固形物は基本的に食べないが、麺類や煮物などは一口二口は食べられるようになってきた。
対策
- 決まったものばかりを食卓に並べておくと、初めて食べるものに、さらに抵抗感が出てくるので、たとえ食べなくても新しいものを常に食卓に置いておく。
- 口にしない場合はしつこく食べさせない。『無理やり食べさせられた』という記憶が残ってしまうので、無理ならすぐに諦める。
- だからといって1度食べなかったものを、ずっと食べさせないままだと、一生食べられないままなので、忘れたころにチャレンジさせる。
好き嫌いを直すのは幼稚園、保育園に行ってからでも遅くないということで、今はとりあえず『食べる意欲を伸ばしていくことが大事』ということでした。
長女の特性その②『言葉が出ない』
現状
名前は理解しているが、他の言葉はほとんど理解していない。
長女の特性その③『新しいことが苦手』
現状
新しい環境、新しい人、新しい遊びなど新しいことをすること全般が苦手。
対策
- 心のより所を作る。長女の場合は『ペットボトル、ボールペン、うちわ、ボール』などが好きなので、新しい場所に行くときは、必ず安心できるものを持たせておく。
- あらかじめ写真を見せる。新しいことを始める前に撮っておいた写真を撮って見せて、予習をさせておく。
- 家で練習する。落ち着ける場所である『家』であらかじめ予習させることで、慣れない場所でもできるようにする。
新しいことが苦手な原因は『理解をしていないこと』にあるそうなので、一つのおもちゃで遊ばせて、『集中力を身に着けさせる』ことも重要だそう。
このまま理解が進まず、色々なものに興味が出てくると『多動』になってしまうらしいです。
次女の特性『成長が遅い』
現状
次女は、発達が全体的に遅い(歩けない・理解がない・言葉が出ないなど)。
対策
- 自分一人の世界ではなく、視野を広げて、色々な体験を楽しみながら、大人と一緒に経験していく。
- 長女だけは意識しているので、長女のやっていることを褒めて、『同じことをすれば褒めてもらえる』という気付きを芽生えさせる。
- 椅子やソファーへのよじ登りや、『下に置いてある物を取らせて上のカゴに入れる』といった屈伸運動をさせ、体幹を鍛える。
次女の場合は、全体的な発達が遅いので、とにかく『体を動かす』ことが大事だそう。
お腹から早く出ている分、足や手の使い方も下手なので、とにかく体を使わせて、体の使い方を覚えさせることが重要らしいです。
まとめ:深く考えすぎず軽い気持ちで考える
以上が、小児専門の病院で発達に関しての受診をしてきた内容になります。
終始、先生が言っておられたことで印象深いのが『深く考えすぎると親も子供も辛くなるから、軽い気持ちで考えて』といったものでした。
- 頑張っても頑張っても、普通食を食べてくれない。
- 頑張っても頑張っても、言葉を話してくれない。
- 頑張っても頑張っても、理解が進まない。
- 頑張っても頑張っても、歩けるようにならない。
- 頑張っても頑張っても、落ち着きがない。
子供の発達にはデコボコは付き物で、特にそういう特性のある子供たちを育てている親たちは、頑張って頑張って、『普通にしよう普通にしよう』とするそうです。
頑張っても思うようにいかない。こんなに頑張っているのに。なんで分かってくれないのよ。
ドンドンドンドン追い詰められていく。
結果、厳しいしつけ(場合によっては暴力)になってしまい、親も子供も辛くなってしまうのだとか。
我が家の場合は、25週で子供たちが生まれてきて、小さい体から成長しているので、逆にその辺は気が楽なのかもしれません。
小さい体で生まれてきたのに『何もない方が奇跡だね』って。
子供たちの命が無事にあって、風邪一つ引かない、丈夫な体に育ってくれている。
それだけで本当に奇跡なんですよね。
だからそこに、発達のデコボコがあっても『ま、仕方ないかな』と不思議と流せてしまいます(ショックは受けますけど笑)し、むしろ先手先手を打って行動していける。
まぁ、ある意味ラッキーといえばラッキーなのかもしれません。
といっても、順調に子供たちが成長していてくれていた時は、人間、欲が出てくるもので、『このまま順調に発達してくれれば』なんて考えていたこともありましたが、そこはなかなか上手くいきませんでした。
発達がゆっくりでデコボコな我が家の子供たちなので、我が家の育児はどうやら長くなりそうです。
ま、先も長そうなので、先生の言う通り『軽い気持ち』で取り組んでいきましょうかね!