おしらすでござる

800gと550gで生まれた双子の成長記録(+雑記)

【確かな成長】3歳。日本脳炎の予防接種を受けてきました!

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どうも、双子パパのしらすです!

先日、めでたく3歳の誕生日を迎えました!
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3歳の誕生日を迎えたと同時に、子供たちに与えられた試練。それは、


日本脳炎の予防接種


です。

毎度、注射を受ける時には大泣きする我が家の子供たちですが、今回の命運やいかに。

病院に着くや否や大泣き

地元でかかっている病院は、予防接種の時間はその時間だけで区切ってあります。

受診は金曜日の午後の3時半から。

幸いにも予防接種を受ける人以外は病院にいません。

見出しに書いている通り、子供たちは病院に着くだけ泣きます。

しかもただ泣くだけでなく、大泣き。

3歳にもなる子が、病院に着くだけで大泣きしているところを、僕はあんまり見たことがありません。

案の定、予防接種に来ていた同じ歳くらいの子は待合室で座り、大人しく待っていました。

すでに慣れっこですが、『この子たちは何で泣いているんだろう?』という視線が飛んできます。

本当に予防接種の時間が区切ってある病院で助かっています。

病院の人が近付くだけで大泣き

受付の人が、母子手帳やら頼んでおいた処方箋などを渡しに来てくれます。

その人は白衣を来ているわけでもなく、怖そうな顔をしているわけでもありません。

むしろメチャクチャ優しそうなお姉さんです。

そんなお姉さんでも、病院の人だと認識して、近付くだけでも大泣きです。

体はガクガクブルブル震え、まるでこの世の終わりかのような顔をして、そして泣きます。

ちょっとでも近付こうものならそれを察知して泣きます。

普段は鈍感な子供たちでも、病院の人センサーだけは異常に敏感で、半径2m以内には寄せ付けさせません。

受付のお姉さんも、その脅しのような泣きに近付くことができず、メチャクチャ困っています。

『ごめんね、お姉さん』そんな心の声と『どうも、すいません(^-^;』という言葉を一言言って、母子手帳をもらいます。

ま、こっちから近付いていっても子供たちは泣くんですがね。

当然注射を打って大泣き

さて、本番。

名前を呼ばれて病室に向かいます。

名前を呼ばれるだけで子供たちはカオス。

『やめてくれ、私は行きたくない』『すぐに帰る、今すぐ帰る』そんな感情を爆発させて、大人たちを威嚇します。

まぁ帰るわけないけど。何しに来たと思ってるんだよ。

そんな子供たちを『はいはいはいはい!入るよ~!』と病室に押し込み、注射の準備を進めてもらいます。

そんな間も子供たちは大パニック。

『何をする気だ!』『今すぐ帰らせろ!』病室の中は子供たちの鳴き声でカオス中のカオス。

先生が何を話してるかもきこえません。

そんな中でも注意点を聞き、問診を終わらせて、注射を打ってもらいます。

子供たちの鳴き声は最高潮!

『だははははははははぁぁぁぁあああああんんん!!!』もう痛さと怖さで心の声も話すことが出来なくなっています。

そんなやり取りを×2回して、汗をかきながらも何とか注射を終わらせることができました。

子供たち、お疲れ!

成長の片鱗を見せたのは注射のあと

いつもであれば、ここからもひたすらパニックを起こしている子供たち。

『さっさと建物から出せ!』『一分でも一秒でもこんな場所にいるのは嫌だ!』そんな心の声を泣き声に変えて発しながら、待合室で全力で泣いています。

当然、他の患者さんからは白い目を向けられています。慣れたけど。

それでも迷惑がかかるので、一足先に病院から出るようにしていました。

ところがどっこい。今日の子供たちは一味違いました。


まさかの泣き止んでる


少し不安そうな表情はしていますが、静かに待合室で待てたんですよ。

ウチの子供たちは自閉症

こういう場面の切り替えが苦手で、泣き出したら止まらない。…はずだったんですけど、今日は切り替えられた。

間違いなく、少しずつ理解が進んでいる。

嫌なイベントではあるんてすけど、そんな中でも確かな成長を感じられた出来事でした。

まとめ:次回は1か月後

1回で終わらないのが、予防接種の嫌なところ。

また1か月後に同じやり取りをしなくてはいけません。

おそらく注射が終わるまでは同じやりとりをすることになると思います。

むしろ嫌なことの印象は根強く残るので、今回よりも悪化しているかもしれません。

それでも今日は切り替えられた。

キョトンと座っている子供たちを見て、同じくキョトンと座っている僕と妻。

それでも心の中では実は感動していました。

帰りの車の中で、『待ってられたな!』『普通のことやけど、メチャクチャすごいことよな!』なんて話し合いながら帰りました。

なかなか理解は進まない子供たちですが、ウチの子達は自閉症なので、こういうちょっとした出来事を重ねていくしか成長出来ません。

人よりたくさんの経験をして、ようやく人並みの生活に入っていくことが出来る。

『ひょっとしたらひょっとするかもな』

そんなことを心の片隅に感じられた出来事でした。