おしらすでござる

800gと550gで生まれた双子の成長記録(+雑記)

【子供の体幹トレーニング】発達障害児とやる『ハイハイレース』を紹介する

どうも、双子パパのしらすです。

本日は我が家で実施しているトレーニングをご紹介しようと思います。

我が家の次女は『運動協調性障害』といって、簡単に言うとメチャクチャ運動が苦手です。

他のHPから引用させてもらうと・・・

発達性協調運動障害とは、手と手、目と手、足と手など、複数の身体部位を協力させて行う運動が著しく困難な障害です。
発達性協調運動障害とは?ただ不器用なだけではない?症状、困りごと、相談先、家庭での対応まとめ【専門家監修】【LITALICO発達ナビ】

という症状です。

現状、よちよち歩いたり、ドタドタ走ったりはできるようになってきたものの、片足立ちとかはまだできません。
なので、療育に通ったり、家でトレーニングをしたりしています。

リンク:子供たちが行っている療育やトレーニングの数々

で、今回ご紹介するトレーニングもその一つで、普段から家の中で行っているトレーニング!


その名も・・・

ハイハイレース!

です。

ハイハイレースの説明

レース方式でハイハイの速さを競います。

はい、名前通りですね。

コースを決めて、ひたすらハイハイで走り抜けます。

このレースの肝は『大人と子供がガチンコで勝負する』ということ。

手加減なんか一切しません。

『ハイハイがいかに速いか』をひたすら子供と競うゲームです。

ちなみに人数制限はありません。

コースが許す限り、何人でもOKです。

ただ、ルールとして一つ縛りを設けるとすると『大人は一人以上出走する』ということ。

子供たちを追いかけまわす、オーバーリアクションで子供たちをあおる役割ができる大人を最低1名は出走させてください。(空気が読める子供でも可)

カーブを作ると効果的

ハイハイレースは直線でもいいんですが、カーブを作るとより効果的です。

我が家では180°曲がるコーナーを設置します。(テーブルの周りをぐるっと回る)

コーナーを曲がるときの不安定感を楽しみます。

レースはコーナーがあることで、より盛り上がります。

体幹が弱いとバランスを崩して、倒れていくこともあるでしょう。

我が家の次女なんかは、その典型です。

コーナーを走るときはかなり慎重にスピードを落とすか、耐えきれなくなって、そのまま崩れ落ちていきます。

そこで、後ろから追いかけてくる大人(父)は同じく全力で崩れ落ちていきます。

『うおぉぉぉぉ!!!なんだこのコーナーはぁぁぁぁ!!!』

なんて言いながら激しくコースアウトしていきます。

それを聞いた次女は『今がチャンス!(ニヤリ)』とこけたことも忘れて、やる気満々でハイハイを再開することでしょう。

緩急をつけるとさらに効果的

難関のカーブを超えて、迎えるは最後のゴールに向かうストレート。

後ろで崩れている大人(父)を横目に全力でハイハイをしていきます。

ここで大人。負けてはいられません。

全力の全力で、前を走る子供をおいかけます。

『待てこらぁああああ!!!勝負はこれからじゃぁぁああああ!!!』

実際に言葉に出しながら、前を走る子供を猛追します。あおります。あおり倒します。

『ラスト1m勝負!おらぁぁぁあああ!!!』とか言いながら、子供をあおり、ペースをあげさせます。

ここまでくると子供もヘロヘロ。それでも最後の力を振り絞って走らせます。

最後の一瞬まで勝負の行方は分かりません。はい、ガチンコ勝負です。

出来たらほめる

惜しくも敗れた大人(父)。

ガチンコ勝負に勝った子供(次女)をほめます。

『よくやったなぁぁぁ!全力の父を倒すとは!これだけ早くハイハイできる子供もなかなかいないぞ!!!』

子供は充実感満載で、やる気を出します。

『もう一回!もう一回やろ!』

あとはひたすらエンドレス。

大人も楽しめます

『子供の体幹レーニング』=『大人の体幹レーニング』です。

運動不足のお父様。出番ですよ。子供が『もう無理!』って言うまで付き合ってあげましょう。

子供がですよ?子供が『もう無理』って言うまでです。

『まだやりたい!』って言う子供に対して、大人が『もう無理!終わり終わり!』なんて言ってはいけません。

せっかくやる気を出した子供のやる気をそいでしまいます。最悪、もう二度とハイハイレースをしてくれないかもしれません。

このトレーニングは大人と子供のガチンコデスゲーム。子供が『もう疲れた!終わり!』って言うまでやめないのがミソです。

体幹は限界を超えてこそ鍛えられます。

どれだけ汗だくになってもやめることは許されません。ひたすら子供に付き合ってください。

いやぁ、楽しいですね。お父さん!

でも、どうしても、どうしてもやめたくなった時。
子供がどうしてもやめてくれなくて、どうしてもやめたくなったその時は『この1回で最後な!』って言って、最後に1回やって、子供が許してくれたらやめて下さい。

それでもやりたいって子供が言ったときは『ほら、汗かいてるやろ!?倒れたらアカンし、水分補給もしなアカンから次の1回で終わりな!』といって終了させましょう。

体が資本ですからね。倒れるまでやっちゃダメ絶対です。

まとめ:やりたい気持ちを育てられるトレーニング、それが『ハイハイレース』だ!

このトレーニングは子供の『やりたい』を育てられるゲームです。

このレースの肝は、大人が『いかに悪ふざけできるか』にかかっています。

子供を楽しませる。そのために大人も楽しむ。

大人が楽しんでいると、子供も楽しい。

楽しいの相乗効果で、『気付いたら体幹レーニングになっていた』くらいの感覚でいいと思います。

ぜひぜひ家族で楽しんでみて下さい。

最後に言っときますが、これは『ガチンコ勝負』です。

わざと負けてはいけません。わざとは子供に気付かれます。

もしも、もしも負けるなら全力でやって負けて下さいね!!