おしらすでござる

800gと550gで生まれた双子の成長記録(+雑記)

【発達障害児のこだわり】相撲が好きな次女のお話

どうも、双子パパのしらすです。

本日、大相撲の九州場所が終わりました。

今場所は見事、阿炎が優勝。
ただ、個人的にずっと応援している正代が大関から没落。
いつもギリギリのところで優勝を逃している高安が、また優勝を逃す。
朝乃山にも早く戻ってきてほしい。

あんまり深い所までは知りませんが、最近は楽しくてミーハー的に大相撲楽しんでいます。

我が家の次女は幼稚園が終わるとおばあちゃんのお家に行きます。

毎日恒例で、車から降りるや否や、お隣のおばあちゃんちに全力ダッシュしていきます。

で、おばあちゃんちでは相撲シーズンには必ずテレビで相撲がかかっていて、一緒に見ているそうで。

いつの間にか、次女もかなりの相撲好きになっておりました。

相撲をとるのが好きになった

やっぱり相撲の醍醐味といえば、純粋な力比べ。

『はっきょい、のこった!』の掛け声と同時に、次女と押し合いへし合いの相撲を取ることが増えました。

『のこった!のこった!』と言いながら後ろに下がったり、前にすすんだり。

お父さんの力加減で、子供に『ふんぬんぬ・・・』と本気を出させます。

『そういえば小さいころは大人に向かって相撲とるのが好きだったなぁ』なんて懐かしく思いながら、最後は豪快に投げ飛ばします。

『ふわぁぁぁあああ』なんて言いながら楽しく飛んでってくれるから、すんごい投げがいがあります。

で、また向かってくるので、ひたすら同じことの繰り返し。どちらかがつかれるまでひたすら相撲を取り続けます。

僕は子供相手でも負けたくないので、ひたすら勝ちます。大人げなくても、そういう風に思われてもひたすら勝ち続けます。

『そういえば全く歯が立たない大人と相撲取るの好きだったなぁ』なんて懐かしく思いながら、何回も何回も豪快に楽しく投げ飛ばしまくります。何回も何回も。

このやり取り、おばあちゃんちでひたすらやったにもかかわらず、帰ってきてからもひたすらやってます。

『最近の次女、体力ついてきたなぁ』なんて思ってたんですが、この相撲も一役かってそう。

相撲って足の踏ん張りとか、体幹にも効くらしいので、結構おすすめです。

ちなみに、大人も踏ん張るので、ちょうどいい運動になります。

土俵入りをするようになった

幕内の相撲が始まる前に、幕内力士が土俵入りします。

最近はその土俵入りを『私もできるで』と言わんばかりの得意気な表情で見せてくれるようになりました。


www.youtube.com

力士がやる一連の所作は『手拍子→右腕を上げる→化粧回しを上げる→両手を上げる(↑のyoutubeの2:28からやってるやつ)』っていうもの。

次女がやる一連の所作は『手拍子→服をまくってお腹を見せる→両手を思いっきり万歳→その後自慢げな顔で固まる』ってやつです。

その一連の所作がメチャクチャかわいい。

しかも『ドヤァ』っていうニヤリ顔をするのが、なんとも言えなくてメチャクチャ面白いです。

もちろん、めちゃくちゃ褒めます。

『ドヤァ』が『ニヤァ』に変わります。

『もっかいやって!もっかい!』と言います。

そこからは次女の土俵入りエンドレスです。笑えるし、ひたすらかわいい。kawaii

力士の名前を覚えたい

ウチの次女、覚えたい願望がすごいんです。

ひらがなカタカナはもちろん、一年生の感じとか数字とか反対言葉とか。

テレビではフリーダイヤルとかも覚えたかったりします。

それと同じ感覚で、力士の漢字がメチャクチャ覚えたいらしい。

取り組み前に力士の名前が出てきますよね。

それを読める時は一人で読み上げます。

初めて聞いた時はびっくりしました。『いや、なんで読めんのよ』と。

力士の名前って結構難しいじゃないですか。知ってないと読めないし、『なんで年中のあんたが読めるのよ』と。

ちなみに『好きな力士は?』って聞いたら、『ああおおあう~(若元春)』って言ってました。

漢字が読めなくてパニックになることも

力士の名前が日に日に増えていく次女ですが、最近は完璧主義な部分が見え隠れしていて、力士の漢字が読めないとパニックになることがあります。

相撲を一緒に見てるときはいいんですよ。

『おえあんえおうお~(これなんて読むの?)』って聞いてくれるんで、『たかけいしょうだよ』とか『わかたかかげだよ』とか答えてあげられるんでいいんですよ。

それが一人で相撲を見てるときが結構大変で。

分からない力士の名前が出てきた時に、『聞く人がいない!』ってパニックになって、大人の方に走ってくることがあります。

『ああああい!ああああいおー---!!!(分からない、分からないよ!)』って頭抱えて走ってくるもんだから、最初のうちは焦りました。いきなり分からないって何がわからへんねん!?みたいな。

それが慣れてくると、走ってきた時に『ああ、力士の名前がわからんくて、パニックになってんねんな』って分かって、『しょうだいだよ~』とか『みたけうみだよ~』とか言ってあげられるようになりました。

分からない力士の名前が分かると、『ええ、おうあんあ(へぇ、そうなんだ)』って言って、我に返り、再びテレビの前にちょこんと座ります。

『名前分からないから教えて』って普通に来てくれたら教えるんですけどね。

どうにも『わからない!?』が先行して、パニックになるようです。

完璧主義、厄介(汗)

まとめ:好きなことを伸ばしてほしい

本当に相撲が大好きな次女。

相撲を取るときも、相撲を見る時も、力士の名前を読み上げる時も、目が本当にキラキラしています。

好きだからこそ、相撲取りたいと思うんだろうし、漢字が読めなくてパニックになったりするんだろうと思います。

大人からすれば『そんなことで?』って思うパニックですが、パニックになってる本人はメチャクチャ涙してるし、心の底から悲しんでるので、きっとしんどい。

好きなことだからそういう思いは出来るだけしてほしくないので、一緒に見れるときは一緒に見て、漢字も覚えてもらって、パニックにならないようにしてあげたいなと思います。

好きなことから理解がすすむこともあるだろうし、記憶力が上がることもあるだろうし。

そういえば嫁さんが『優勝力士って誰やっけ?』って聞いてきました。
『え、一緒に見てたやん!』ってあきれてたら、横から『あい~!(阿炎ー!)』って即答してました。

本当に先が楽しみな次女のお話でした。