おしらすでござる

800gと550gで生まれた双子の成長記録(+雑記)

育児休業は子供からの最初で一生分の親孝行である

育児休業を取得して10ヶ月。


この10ヶ月間を振り返ってみると本当に色々なことがあった。


子供の手術が成功して心から喜んだこと

子供が泣き出して、どうにもならなくて怒ったこと

次々とこどもに降りかかる病気に哀しんだこと

子供たちのできることが日々増えて、その様子を見て楽しんだこと


僕は喜怒哀楽、色んな感情を感じることができる充実した毎日を送ることができた。


休みにも関わらず、ここまで充実した日々を送れたのは紛れもない子供たちのおかげ。


親としてはまだまだ未熟で、日々反省することも多いけど、日を追う毎に親としての実感は、強いものになっている。


そもそも社会人になってから、10ヶ月も休めることってあるのだろうか。

僕は育児休業以外で、そんな超大型連休はないと思う。


そういえば休みに入る前は、2連休すら取ることもできず、休みの日でも家に仕事を持ち帰り、仕事漬けの社畜生活を送ってた気がする。


毎日ストレスと戦い、嫁さんが入院していたこともあって、心の底から笑えることなんかほとんどなかった。



でも育児休業を取って、10ヶ月もの連休をもらってから、そんな環境は一変。


嫁さんと子供たちと毎日、腹をかかえて泣くまで笑える生活を過ごすことができた。


ストレスをためることなく過ごしたため、10キロ増量し、自分史上最高体重を記録したが、幸せ太りだからそんなことは気にもしない。


子供たちよ、パパに最高のお休みをくれてありがとう。


子ども達のために取ったと思っていた育児休業は、実は子ども達からの親孝行だった。


僕はもうすでに、子供たちから一生分の親孝行をしてもらった。

だからこれから先、僕は子供たちに親孝行を求めることはないと思う。


だってもう一生分の親孝行をしてもらってるんだから。

これ以上求めることなんかしたらバチが当たる。


小さく生まれた命はすくすくと成長し、僕に大きな力をくれた。

これから先も小さく生まれた命はますます大きくなり、僕に力を与え続けてくれることだろう。


特別なことをしてもらわなくてもそれだけで十分。



さあ、仕事でもするか。



以上。