どうも、双子パパのしらすです!
先日、感動する出来事がありました。
我が家の長女、幼稚園の準備するのがメチャクチャ嫌いです。
『準備ボードを作って、自分で準備できるようにさせよう!』
意気揚々と準備ボードを作った両親の野望をことごとく打ち砕きました。
私やらない
この一点張りです。
お腹が痛くなってきちゃった。眠くなってきちゃった。
あらゆる手段を使って、準備をしなかった長女。
その長女が、
○○ちゃん、準備、
・・・やる!!!
と、急に準備をやり始めたのです。
ボール遊びをしていた
我が家では幼稚園の準備は夜のお風呂前にします。
ご飯も食べ終わって、少し時間があったので、『ボール遊びでもしよ!』と言って長女を誘い出しました。
長女はそれはそれは乗り気で、ボールを手に取りました。
最初はボールを投げて取らせて、取らせては投げさせて。
『おぉ~!上手に投げるなぁ!上手に取るなぁ!!』
手で扱うのはお手の物です。
次にボールを蹴らせようと、足でボールをパスしました。
すると長女はおもむろにボールを持ち、ボールを足の甲に乗せて、シュッと足を突き出しました。
『コロコロコロ・・・』
足に乗せたボールを突き出しただけですから、ボールはそれほどの勢いもなく、ただ転がるだけです。
蹴り方を教えた
ということで、ボールの蹴り方をレクチャーします。
『あんな、まずボールを地面に置くやろ。で、足を後ろに引くやろ。そのまま足を振りだすんや!』
言葉と仕草でやってみせて、次に長女にやらせてみます。
すると長女、自分の体をどう使ったらわからないようで、もう一度ボールを足の甲に乗せようとしました。
そこでフォロー。
長女の足元にボールを置き、親の手で長女の足を後ろに引いて、そのまま足を振り下ろさせました。
するとボールは『ドンッ!』と勢いよく飛んでいきました。
『やったー!できたー!!』
初めて思ったようにボールが蹴れたのか、すごく嬉しそうにその場でピョンピョンと跳ねて喜びました。
上手にできたから褒めた
『すごいやんか!完璧や!バッチリや!』
親の僕から見ても、完璧に蹴れていたので、メチャクチャ褒めました。
で、今度は親のフォローなしでやらせてみることに。
おそるおそるボールを置いて、足を持ち上げて、足を振り下ろす!
『ドンッ!』と音と同時にボールが勢いよく飛び出ました。
『やったやったー!できたできたー!』
器用な長女はボールの蹴り方をマスター。
完璧にボールを蹴ることができるようになりました。
やる気が準備につながった
テンションの上がった長女。『サッカー楽しかったね』とすんごいご機嫌です。
『うし、じゃあそろそろ明日の準備しよか!』
明日の準備をさせようとします。
すると長女。
『もう眠くなっちゃったよ~。クークークー』
といつものパターンになるかと思いきや・・・
『やるやる~!○○ちゃんやるー--!!!』
メチャクチャ積極的!
かばんを用意して、明日の荷物をかばんに入れて、準備ボードもしっかり使ってくれて。
いつもなら30分経っても全くできない準備が、ほんの1,2分で終えることができました。
父『すごいやんかー!幼稚園の準備もバッチリやー--!!!』
長女『やったやったー!できたー!!!』
すんごい嬉しそうに喜ぶ長女。
ボールを蹴れた勢いそのままに、お利口さんに幼稚園の準備をすることができました。
まとめ:ほめる大切さ、認めてあげる大切を知った
意地でもしなかった幼稚園の準備。
『たったこんなことで?』と思えることがつながって、すんなりと出来るようになりました。
幼稚園の準備に関しては、次女はお利口さん、長女は問題児のイメージで、自然と親の態度にもでてしまっていたのかもしれません。
『早くやるよ!』『なんでしないの!』
ひょっとしたら『幼稚園の準備』=『怒られる』なんていうイメージがついてしまっていて、それで気分が乗らなかったのかもしれません。
それが一回できたことで、今回の成功体験につながった。
『自分はできる!』『褒めてもらえる!』
幼稚園の準備がそういうイメージに変わった瞬間でした。
これからも毎日、すんなりやってくれるかはわかりません。
それでも嫌なイメージがつかないように、『できた!』の楽しさを味わってもらえるように、親も注意しながら一緒に楽しんでやっていこうと思います。