おしらすでござる

800gと550gで生まれた双子の成長記録(+雑記)

【幼稚園準備】『準備やりたくない!』と言っていた長女が急にやりはじめた話

どうも、双子パパのしらすです!

先日、感動する出来事がありました。

我が家の長女、幼稚園の準備するのがメチャクチャ嫌いです。

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『準備ボードを作って、自分で準備できるようにさせよう!』

意気揚々と準備ボードを作った両親の野望をことごとく打ち砕きました。


私やらない


この一点張りです。

お腹が痛くなってきちゃった。眠くなってきちゃった。

あらゆる手段を使って、準備をしなかった長女。

その長女が、

○○ちゃん、準備、

・・・やる!!!

と、急に準備をやり始めたのです。

ボール遊びをしていた

我が家では幼稚園の準備は夜のお風呂前にします。

ご飯も食べ終わって、少し時間があったので、『ボール遊びでもしよ!』と言って長女を誘い出しました。

長女はそれはそれは乗り気で、ボールを手に取りました。

最初はボールを投げて取らせて、取らせては投げさせて。

『おぉ~!上手に投げるなぁ!上手に取るなぁ!!』

手で扱うのはお手の物です。

次にボールを蹴らせようと、足でボールをパスしました。

すると長女はおもむろにボールを持ち、ボールを足の甲に乗せて、シュッと足を突き出しました。

『コロコロコロ・・・』

足に乗せたボールを突き出しただけですから、ボールはそれほどの勢いもなく、ただ転がるだけです。

蹴り方を教えた

ということで、ボールの蹴り方をレクチャーします。

『あんな、まずボールを地面に置くやろ。で、足を後ろに引くやろ。そのまま足を振りだすんや!』

言葉と仕草でやってみせて、次に長女にやらせてみます。

すると長女、自分の体をどう使ったらわからないようで、もう一度ボールを足の甲に乗せようとしました。

そこでフォロー。

長女の足元にボールを置き、親の手で長女の足を後ろに引いて、そのまま足を振り下ろさせました。

するとボールは『ドンッ!』と勢いよく飛んでいきました。

『やったー!できたー!!』

初めて思ったようにボールが蹴れたのか、すごく嬉しそうにその場でピョンピョンと跳ねて喜びました。

上手にできたから褒めた

『すごいやんか!完璧や!バッチリや!』

親の僕から見ても、完璧に蹴れていたので、メチャクチャ褒めました。

で、今度は親のフォローなしでやらせてみることに。

おそるおそるボールを置いて、足を持ち上げて、足を振り下ろす!

『ドンッ!』と音と同時にボールが勢いよく飛び出ました。

『やったやったー!できたできたー!』

器用な長女はボールの蹴り方をマスター。

完璧にボールを蹴ることができるようになりました。

やる気が準備につながった

テンションの上がった長女。『サッカー楽しかったね』とすんごいご機嫌です。

『うし、じゃあそろそろ明日の準備しよか!』

明日の準備をさせようとします。

すると長女。

『もう眠くなっちゃったよ~。クークークー』

といつものパターンになるかと思いきや・・・

『やるやる~!○○ちゃんやるー--!!!』

メチャクチャ積極的!

かばんを用意して、明日の荷物をかばんに入れて、準備ボードもしっかり使ってくれて。

いつもなら30分経っても全くできない準備が、ほんの1,2分で終えることができました。

父『すごいやんかー!幼稚園の準備もバッチリやー--!!!』

長女『やったやったー!できたー!!!』

すんごい嬉しそうに喜ぶ長女。

ボールを蹴れた勢いそのままに、お利口さんに幼稚園の準備をすることができました。

まとめ:ほめる大切さ、認めてあげる大切を知った

意地でもしなかった幼稚園の準備。

『たったこんなことで?』と思えることがつながって、すんなりと出来るようになりました。

幼稚園の準備に関しては、次女はお利口さん、長女は問題児のイメージで、自然と親の態度にもでてしまっていたのかもしれません。

『早くやるよ!』『なんでしないの!』

ひょっとしたら『幼稚園の準備』=『怒られる』なんていうイメージがついてしまっていて、それで気分が乗らなかったのかもしれません。

それが一回できたことで、今回の成功体験につながった。

『自分はできる!』『褒めてもらえる!』

幼稚園の準備がそういうイメージに変わった瞬間でした。

これからも毎日、すんなりやってくれるかはわかりません。

それでも嫌なイメージがつかないように、『できた!』の楽しさを味わってもらえるように、親も注意しながら一緒に楽しんでやっていこうと思います。